ワンちゃんの歯磨きは必要?という題名にしましたが、
先に言っておきますが、必要です!!!(笑)
私は日頃トリマーとして仕事をしていまして、
ワンちゃんのお口の中を見る機会が多いのですが、
若い年齢のワンちゃんでも、歯石が付いてる子を良く見かけます。
↑歯の根元部分に茶色くなっている部分が歯石です。
早めの処置なら、麻酔をかけずに歯石取りをしてもらえる動物病院や専門機関があります。
上の写真の子の歯石を取り除いた状態です。
(無麻酔なので出来る範囲でとなりますが・・)
全身麻酔となると、ワンちゃんの体にも、飼い主様には経済面でも負担になりますね。
放っておくと歯周病になり、酷い場合は膿がたまって破裂し、
顔に穴が開いたりする子もいました。
そうなるとワンちゃんも痛い思いをしますし、飼い主さんも悲しいですね・・。
歯周病から細菌が体内に入り、心臓疾患、脳梗塞、糖尿病などになるとも言われています。
うちのワンちゃん達は、15歳頃まで全く歯石はついていませんでした。
もちろん、日々の歯磨きと定期的に歯石取りをしていたからです(^-^)
(15歳頃に目や耳が悪くなって、歯磨きや歯石取りを嫌がるようになってしまうまでは・・です。)
12~13歳の頃の写真でしょうか・・、若く見えませんか?親バカですみません(^^;
私が必死にお口のケアをしていた一番の理由は、
大好きな我が子の愛情表現でもあるペロペロ攻撃を
不快に思う事が嫌だったからです。
歯周病が酷くなると、正直かなりの悪臭が致します・・。
その結果、思わず顔をそむけちゃうって、悲しくないですか?
私も長年、沢山のワンちゃんの歯石取りをしてきた経験上、
ワンちゃんの種類によっても、歯石が付きやすいorそうでないがあると思います。
マズルの長いプードルちゃんやダックスちゃんは、よだれが少ない為か歯石が付きやすいですね。
お口や歯が小さいチワワちゃんにも多く見られます。
固いガムを噛んだり、良くおもちゃで遊ぶ子は付きにくいと思います。
おもちゃが好きな子は、たくさん遊んであげると良いですね♪
昔はあまり歯ブラシの種類も無かったので、人間の赤ちゃん用のを私は使っていました。
今はワンちゃん用に考えられて、色んな種類がありますね。
今のお店で使っている、ぐるぐる歯ブラシは
360度ブラシが付いているので、上下の噛み合わせ部分も磨きやすいです♪
どうしても歯ブラシを嫌がる子は、指にガーゼを巻き付けてこすってあげる事から練習してみて下さい。
その際はワンちゃんが、飲み込んだりしないように十分気を付けて下さいね。