ジンジン婆ちゃんの元気わんこご飯のお話4

こんにちは! ご無沙汰しましたー!!

犬猫の食と自然医療の学校 https://dogcat-foodnaturopathy.jp
認定「わんちゃんの食養生とホリスティックケア My DJ」 https://www.facebook.com/mydjwan/
犬の食事療法インストラクター師範
犬の理学療法インストラクター師範

犬の経絡指圧温熱温灸インストラクター師範の「ジンジン婆ちゃん」です。

災害的な暑さ!!と言われた今年の猛暑も終わり
日中は少し汗ばむ日もありますが、日増しに秋を感じる季節になりましたね。

9月23日には秋分を迎えこの日を境に日が短くなり、秋の夜長に向かいます。

秋は体感的には心地よい風が吹き気持ちの良いものですが、人もわんちゃんも体の中では??と言うと
猛暑の疲れやクーラー冷えによる臓器組織の不調が表れてくる時季でもあります。

東洋医学的には秋は「燥」の季節でもあり、秋の長雨もありますが空気は次第に冬に向けて乾燥状態となってきます。
また、秋は「肺」や「大腸」にも関係する季節で肺を潤すことも大事とされています。
そして冬は「腎」や「膀胱」が弱りやすい季節ですので腎・膀胱をケアすることが必要になってきます。

婆ちゃん的には、秋は秋の養生・・・だけではなく冬のケアも共に必要だ!!と感じています。
東洋医学的考えの中に陰陽五行説と言うのがあるんです。

・陰陽説:「宇宙の万物は全て陰と陽の二つのエネルギーで構成されている」という考えです。
・五行論:万物は水・木・火・土・金の五元素の性質を持ち五元素は全てが影響し合っています。
そして、体の機能や心の状態も五元素に対応する・・・と言った具合です。

なんだか大雑把な説明だけで分かりにくいかもしれませんね。
書き出すと長くなるので、ここではこういう考えがある・・・と言うくらいで受け止めてくださいね。

そしてその五行論では、「秋」と「冬」は相生関係(つまり親子関係)にあります。
だから親「秋/肺・大腸」だけをケアするよりも親「秋/肺・大腸」をケアしながらも子「冬/腎・膀胱」も一緒にケアすることで季節だけに捉われず急に気温が下がりだしても大丈夫!!なように早めのケアも大事だと思うのです。

 

また、季節の変わり目には、長雨の時季もありますね。
【ここでちょっと雑学ですよー】
長雨で思いつくのは毎年 6 月から 7 月にかけての梅雨。
しかし日本には四季があり、それぞれの季節に梅雨に似た長雨の季節があります。
梅雨といえば夏の始めの長雨があまりにも有名ですが、梅雨の種類は季節ごとに4種類もあるようです。
その4種類の梅雨を順番にご紹介すると、菜種梅雨(冬~春の変わり目)、梅雨(春~夏の変わり目) 、
すすき梅雨(夏~秋の変わり目)、山茶花梅雨(秋~冬の変わり目)になります。

なんだか嫌な長雨もこういう名前があると情緒的ですが、長雨時季はお腹のケアも大事になってきます。

〇 乾燥の秋の養生食材の代表的なのが
【白い食材】は潤いを与えてくれます
ゆりね・白きくらげ・白ごま・はすの実・だいこん・レンコン・はちみつ・豆腐・杏仁・など
【水分補給には水分豊富な秋の酸味のある果物も良いですよ】
さんざし・かりん・ざくろ・なし・りんご、などがあります。

〇 冬は「蔵」の季節といい、寒さから身を守るために生命力を体の奥に蓄えておく季節
この時季の食養生は「腎」をいたわる
高麗人参・やまいも・山伏茸・羊肉・牛肉・鶏肉・卵黄・もち米・黒米・黒豆・なた豆・黒ごま・黒キクラゲ
などがあります。

という事で、ひまカフェさんでお手伝いさせて頂いてます
ででわんキッチンのわんこご飯は、消化や秋冬の養生を考慮した食材でレシピ提案をさせて頂いていますよ!

 

 

化学調味料は一切使いませんが・・・わんちゃんへの元気になぁれ!!の愛情調味料はいっぱい入ってますよ

しっかりご飯を食べて元気な毎日を!!